片付く暮らし

人に話すって大事。だけど・・・

人に話すことはとても大事。

話すと気持ちがスッキリするし、
「わかってもらえた」
と感じると心が軽くなるように感じます。

ですがもし
そのスッキリが一時的なもので
また同じようにモヤモヤしてしまう・・・としたら。

もしかすると、
”話すことで悩みを広げてしまっている”のかもしれません。

話すほどに悩みが強化される?

たとえば私はよく友達に母の悪口を言っていました。

その瞬間は気持ちが軽くなるし、スッキリする。

でも不思議なことに言えば言うほど
「嫌いな母」
というイメージが強化されていきました。

当時のノートを見返すと
「だから私はこんななんだ」
「もっと優しい親だったら・・・」
といった言葉が並んでいて、
一応最後は
「もう母に縛られるんじゃなく強くなるんだ!」
と締めくくられていました。

でも、

しばらくすると
また同じような出来事が起こり、
「なんで頑張ろうとしているのに邪魔するんだ!」
「母さんはいつだってそうだ! 私が決意した時にまたやってくるんだ!」
と、お決まりのパターンを繰り返していました。

本音を隠していなかったか?

今振り返ると当時のノートには
「私は悪くないでしょ?」
という主張を書いていて
本当の気持ちが止まってしまっていました。

心の奥にあったのは、
母に「認めてほしい」という思い。

でも、
その寂しさや弱さを隠して、
友達にも自分の正しさを証明しようとしていたんですね。

大切なのは「自分を素直に知ること」

誰かに話すことで気持ちが整理されることもあります。

ですが
「本音を言いにくい……」
と感じることがあるなら、
ノートを表現の場にするのも一つの方法です。

書き出すことは「アウトプット」。

書けば書くほど、
より具体的に進む方向が見えてきます。

つまり、
自分を育てていくことができるんですね。

「話す」ことも大切だけれど、
「気づく」ことも同じくらい大事。

ただスッキリするために話すのではなく、
自分の本当の気持ちと向き合ってみませんか?

各コースの募集は2月7日まで

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。