片付く暮らし

片付けで変わるのは“部屋”だけじゃなかった

物の片付けで起こる心の変化は
いっぱいあります。

と、今日は個人的に
コレ!思っていることを
3つ書いていきたいと思います。

まず一つ目は
【自分の気持ちに素直になれる】こと。

例えば、
捨てられない物を手放す時、
お客さんと会話していくと
「なぜ捨てたくないのか?」が見えてきます。

ですが、
そこにある思いや感情を感じないようにして
流しているのを感じます。

家族とか、世の中とか、
そういう空気の層が厚くて
自分の気持ちが探せなくなってしまうんですね。

そして、この傾向は
優しい人、いい人であろうとする人ほど
その傾向が強いと感じています。

私たちは日頃、
なかなか自分の声には
耳を傾けることがありません。

自分と向き合う時間や手間が必要でも
つい周りの人や空気、正しさなどを優先して
それを自分の思いだと思い込んでいることも多い。

だから
まず「気付く」必要があるんですね。

今目の前の状態が現実。
だから自分自身が現れるのだけど、
そこに否定的な意思や思い込みが加わると
実は正しく「今の現状」を見れなくなります。

物と向き合うことは
自分と対話をすること。
だから、納得して手放しやすくなるのです。

抱えている物をちゃんとみる。
すると頭ではない肚の声が
ちゃんと聞こえてきます。

ある方はこんなことを話してくれました。

「片付け=苦手な私と思っていたけど、
のぶりんに教えてもらって、
片付けって“自分を知る時間”なんだってわかりました。
物を減らすたびに、心が軽くなっていく感覚がありました。」

家族や周りの声を聞くのも大事なこと。

だけど、
自分の声にも耳を傾ける。
それが物と向き合う片付けで育ちますよ^_^

二つ目は
【家族との関係が緩む】こと。

自分の心が整うと、
家族への声のかけ方も変わります。

例えば以前

「子どもが散らかしても、前みたいに怒らなくなったんです。
代わりに“どうしたら使いやすいかな?”って一緒に考えるようになりました。」

と言っていただいた方は
「片付けたい」という
あたまの声のおくの
“わかってほしい””関わりたい”に気付いて
望む暮らしの方へ選び方を変えていかれた方でした。

自分の声に気付くと
イライラから
“協力し合える家族”へ向かい始めます。

これはプログラムの中で
繰り返しお伝えしていることですが
気付くと前提が変わり言葉や行動が変わります。

これを片付けでは
一緒に物と向き合う中で繰り返していくので
家族との関わり方も緩むんですね。

そして最後、
3つめは【自分の時間とエネルギーが戻ってくる】こと。

片付けを進めていくと、
「探す時間」「モヤモヤする時間」が
ぐんと減ります。 

だからその分、
好きなことに使える時間が増えます。

「部屋がスッキリしたら、
朝コーヒーをゆっくり飲む時間ができました。
前と同じコーヒーなのに違うんです。」

家を整えながら自分も整えていくのは
いつからでも始められるけれど
「快適さ」や「心地いい」時間は
早ければ早いほど長くなり
その時間を深めていくことができます。

関わる方たちの変化を感じるたびに、
“暮らしを整えることは、自分を大切にすること”
だと感じさせていただいています。

もし、今の暮らしに
少しでも「余裕がほしい」
「もう一度リセットしたい」
という気持ちがあればぜひこの機会をご活用ください。

これからもあなたの暮らしを応援してます。

PS:
先日、大好きなお客さんに
「楽しそうに働いてるよね」
と言っていただきました。

嬉しいな^_^♪

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。