のぶの後は、戦場だねえ・・・
夕食後の夫の一言に、笑ってしまいました。(我が家は調理は私、夕食後の後の後片付けを夫がしています)
というのも私、料理をしながら片付けるのがあまり得意ではなくて、ついキッチンがごちゃっとしてしまいます。(自分的には「以前よりはマシになった!」と思っているんですけどね、笑)
そんな私でも、片付けの仕事をしているわけですが、いまだに
- ・出しっぱなし
- ・やりっぱなし
- ・開けっぱなし
・・・しちゃうこと、あります。

「片付けたら、きれいな家を保てるんじゃないですか?」
「ダメな習慣、治るんじゃないですか?」
そんな質問をよくいただきます。
でもね、私は思うんです。
「苦手をなくすこと」よりも、「苦手とどう付き合うか」が大切ではないか、と。
例えば、私は今でも「片付けながら調理」があまり得意ではない。
だからこそ、そうやってできている人を見ると「すごいなあ」と思うんです。
片付けって「できるようになること」ということだけではなくて、
「できないこと」を無理なくできるようにする工夫や仕組みを作ることだと思っています。

自分の苦手をちゃんと知って、それでも快適に暮らしていけるように見直していくこと。
それが、片付けの本当の意味なんじゃないかな、と。
だから「苦手=ダメ」と決めつけなくていい。
無理して続かなくなったら、かえって居心地の悪い家になってしまうし、
「ダメな自分を変えなきゃ!」と頑張りすぎると、自分に優しくできませんよね。
それよりも、こう考えてみませんか?
できることは、意外とたくさんある。
たとえば、”片付けながら作業するのが苦手”なら
- ・キッチンの作業場を広く取る
- ・そのために出ている物が多ければ見直してみる
- ・物の出し入れしやすさを工夫してみる
そんな風に、自分の声に耳を傾けるだけでも暮らしは変わっていきます。
自分と、家族と、どうしたら快適に過ごせるかを一つ一つクリアにしていくと、「家族とサポートし合う」暮らしも見えてきます。

できないことや苦手なことって、実はマイナスばかりではありません。
それが誰かにとって、役に立つきっかけになることもある。
”人は誰かの役に立てることが幸せなんですよ”尊敬する先生が、そう教えてくれました。
だからこそ、
自分にダメ出しするのではなく、
自分を受け入れるために、片付けてみませんか?