片付く暮らし

どうして家ではできないの?子供の片付け

学校や幼稚園で家とは違う「我が子」にモヤっとした経験ありませんか?

懇談会などで学校の先生から

『〇〇君、よく片付けてくれるんですよ!と先生から言われたんです。』

と聞いて「モヤっとした」というご相談をいただきました。

モヤっとした理由を伺うと
『家ではこんな状態なのに・・・・』
というママさん。実はこういった声よく伺います。

嬉しいはずの先生からの言葉も
家では「言っても言っても片付けない」場合
ママさんもちょっとモヤモヤしますよね。

「幼稚園で、できるなら、家でもやってくれたらいいのに…」

そういう期待とちょっと裏切られた感覚になるかもしれません。

ちなみに我が家も「家はぐちゃぐちゃ・・」タイプでしたが^^;

「家ではやらない」のに
どうして「幼稚園や学校」では片付けているのでしょうか?

その理由もいろいろあるとは思いますが、
まだ幼稚園くらいのお子さんであれば

・先生から褒められるから嬉しいとか
・格好良くしたいからやる

そんな理由もあるかもしれません。

ですが、

ただ単純に幼稚園や学校が『片付けやすい』

ただそれだけであったりもします。

例えば幼稚園や学校に限らず公共の場というのは物の場所がわかりやすいですよね?

おもちゃや絵本の場所も決まっているし
引き出しだって決まっただけが入っていて
「閉まらないーー」ということもありません。
(そういう園や学校もある・・のかもしれませんが^^;)

そう考えると、家で片付けないのは、もしかしたらただ
○出し入れしにくい。
○よくわからないだけ
だったりすることがあります。

例えば、家の中の収納は今どうですか?


「ママさんにとってわかりやすい」ように収納をつくっていませんか?

インスタ見た収納を、そのまま自宅に取り入れてやろうとしていたりしませんか?

自宅は、幼稚園や学校よりも私物が多いので、たくさんあるお洋服やおもちゃ絵本を、細かく分けすぎてもお子さんは困惑してしまいます。

それに、「良かれ」と思って「わかりやすいように・・」というつもりでも、ママさんと同じようにできていないとつい「違う!」なんて言ってしまいたくなります。

そうするとお子さんの方も、わからなくて、「もうやりたくない・・」なんて思ってしまいます。

実は、幼稚園や保育園ってここは「絵本」のスペース、ここは「おもちゃ。」
この棚に「画用紙や折り紙」の場所など『どこに何があるか?』が明確になっています。

「モノの量」も「溢れ出ている」状態ではなく、その場所に収まる丁度いい「適量」になっていますし、「子供にもわかるような工夫」もされていますよね。

例えば、モノの定位置がわかりやすいようにラベリングを「絵」にしていたり「色」で分けていたり。

「車はあの赤い箱に戻してね」など、「見なくても伝えられる」くらい「分け方」も「定位置」もシンプル!

それがもし

「車は、あの扉を開けた引き出しの中の黄色い箱の中に入れて」とか

「二輪はここで、四輪はこっちに、ちゃんと分けて!!」

など「取り出すまで」の「アクション数が多」かったり、分け方が「細かすぎ」たりしたら「どこに戻したらいいか」わからなくなって面倒臭くなるかもしれません。

だから、幼稚園のようにシンプルでわかりやすいと、家でも同じように片付けるかもしれない♪そう考えるとワクワクしてきませんか^^

・・と、ここでもし「うちは幼稚園でも、学校でもだらしないって言われるんだけど・・」という場合も、がっかりしないでくださいね。

例えば「誰かが決めた定位置」ではなく、自分で決めた「分け方」や「場所」ならば「戻せる」というのは大人も子供もありますから。

ちなみに子供の頃から片付けでよく叱られ、今も「そのまま放置する」ことがある私も、
収納する定位置を自分で決めたことで戻せるようになりました。

「ズボラ」でも「大雑把」でも、その性格に関係なく「適量」で「片付く仕組み」があなたの暮らしも家族の暮らしも快適にしてくれます。

だから「幼稚園」のように

「何がどこにあるかわかりやすい」
「誰でも伝えられる」ような空間にすることは

子供が

「自分で片付けられる」
「自分でできた」

という「自立」をサポートすることにつながる^^

ぜひ♪お子様との片付けの中に「子供にもわかりやすい」を意識してみてください。

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。