ラベルの力と落とし穴
片付けの時、「ラベル」を貼ることで
どこに何があるかが分かりやすくなり、
自分にも他人にも伝えやすくなります。
効率もアップして、とっても便利ですよね。

でも実は、この“ラベル”、
「物」だけでなく「人」にも無意識に貼っていることがあります。
人に貼るラベル
例えばこんなふうに・・・
「彼は言ってもやらない」
「彼女は神経質」
「この人は怒りっぽい」
ラベルで人を分類すると、
その人の他の面を見ることが難しくなってしまいます。

効率は良く感じるかもしれませんが、
見方が固定されてしまうという“落とし穴”があるんです。
ラベルを外してみると…
例えば我が家のキッチンには「お菓子作りセット」と書かれた箱があります。
箱の中身は
・ステンレスの小麦粉振るいと
・木の伸ばし棒、
・シリコンのシートや
・ステンレスのクッキー型など。
ですがこのラベルを外して
さらに「言葉の枠」を外すともっと違う見方になります。

例えば、「素材」で見ると
ステンレスやシリコン、木・・
まだ分別や言葉が曖昧な赤ちゃんの目には「音の鳴るおもちゃ」に見えるかもしれません。
このように、ラベルを外すことで
まったく別の見方ができるようになります。
人間関係も同じ
人にも同じことが言えます。
一度貼ったラベルで相手を決めつけてしまうと、
他の側面が見えなくなってしまうこと、ありませんか?

・見直すのが面倒
・関心が持てない
・向き合うのが億劫
…でも、それでは本当に大切なことを見失ってしまいます。
まずは“物”から見直してみよう
人間関係は簡単に分けたり捨てたりできません。
だからこそ、我慢やストレスが溜まりがち。
でも、“物”なら見直しやすいんです。
しかも、部屋もスッキリして一石二鳥!

物と向き合うことは、
自分の中の“ラベル”を書き換える第一歩になるかもしれません。
まとめ
自分がどんな“ラベル”で物や人を見ているのか。
時にはそれを外して、新しい見方をしてみましょう。
そのきっかけは、
暮らしの中の「片付け」からでも、十分に始められるんです^ ^
あなたに合ったサポートや環境を見つけて、
無理なく心地よい暮らしを育んでいきましょう。