片付く暮らし

被害者?それとも・・・あなたはどっち?

「知ると、その後の行動が変わる」とよく言われますよね。

例えば私も「片付け方法」を知らなかった頃、自分が知る範囲の中で「片付けている」と思っていました。

ですが、ただ目の前に広がった物を闇雲に片付けても

「片付けてもスッキリしない」「快適にならない」

そういうことを繰り返していました。

それが、方法を知って片付けると、家だけでなく、捉え方や感じ方も変わっていきました。

もし、今も知らなかったとしたら・・考えると、ちょっと怖いです(笑)

とはいえ、私たちの暮らしには「知らない、よくわからいこと」あります。そしてそのまま続けていたりします。

例えば先日、義両親の携帯料金プランの見直しをしたのですが、その時もそうでした。

毎月の携帯料金が高いことに気づいた義母の相談を受け夫が見直すと、義母の現状に合わないプランで契約していました。

家族とのやりとりはLINEだし、そんなに「使っていない」はずの携帯電話。

契約プランだけでなく必要ないものも加わっていました。

こんなふうに「知らずに払っている・・」ということありませんか?

とはいえ、今は「強引にサービスを提供する・・」という時代でもないので「押し付けられてそうなった・・」というわけではなかったと思います。

おそらくお店側の提案に「必要かな?」と思ったのを付けてたら「リッチなプランになっていた・・」ということだと思います。

ですが、
義母の使用量や現状に対して受けていたサービスが過剰で『合っていなかった』。

こういう時、どんなことを思いますか?

例えば、

レストランなどではドリンクなどサイドメニューを注文する際
「こちらがお得ですよ」
という感じにおすすめしてくれるお店は多いですよね。

知っていてセットにしないと
「教えてくれなかった・・」
と怒る人もいます。

でもどうでしょうか?そういう時、本当に悪意の元、そうしている・・という人、そうはいないと思うんです。

例えば

「割に合わない!」
「教えてくれなかった!」

と感じている場合、自分が合意したことがあっても一言、言いたくなる。

「被害者」のような気持ちになってしまうんですよね。

といいながらも私、実は今回、「過剰を知ってて義母に進めるなんてどういうこと?」のような気持ちになりました^^;
(ちなみに私、手続きも何もしてないのでwただの文句おばさんですね笑)

ですが、義母も、手続き全般をした夫も、被害者意識もなく、淡々と行動。主体的。(尊敬しているところでもあります)

実は「片付け」も、被害者的意識では進まないことがあります。

例えば
家族がやってくれないから・・
子供が言うこと聞いてくれないから・・

という人との関係や

家が狭いから・・
収納がないから・・

ということ。

これは自分ではない誰かや周りに振り回されていることになります。

もちろん、自分ではどうにもできないことはあります。

でも、全くないのか?と言うと、そんなことはないんですよね。

例えば今回、義母は夫に「ありがとう」を何度も伝えたり、支払いについても
誰かのせいにはせず、自分事として捉えていました。

これも『小さなことでも主体的に関わる』だと思っています。

そしてこれは、お客さまもそう。

「これが本当に?」と言うくらい小さなことから始めて変わっていく様子を見せていただいています。

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被害者でいるより
主体的であることを心がけてみる
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大切にしたいですね。

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。