片付く暮らし

クローゼット「服」の捨て時。一年経っても捨てられない人へ

洋服の捨て時意識してますか?

ボロボロになるまで着て捨てる・・という時代でいので、いざ捨てる・・となると「まだ着れるのに・・」と思う方も多いのではないでしょうか?

先日こんな質問をいただきました。

寒くなってきて冬物を引っ張り出していらない服を整理しつつも・・「あまり変わり映えしなくて・・」

捨てようかな・・と思うんだけど
「ちょっと高いし」とか「来年は着るんじゃないか?」
って思うんです。

洋服の捨て時ってありますか?

インスタライブでご一緒しているソロ・リトリートの専門家 美羽さんにいただいた質問。

「捨てどき」っていつ?

「捨て時」というので、よく言われるのが

『一年着なかったら捨てましょう』
『1着買ったら1着捨てる』

というルールみたいなもの。

一つ購入したら一つ手放す・・確かに、常にこれを心がけることができると、クローゼットもそう乱れること無く、いつもスッキリ!

な、はず・・。ですが、
「それがなかなかできないから」皆さん困っているんだと思います。

ちなみに私は
ぎゅうぎゅうのクローゼットが嫌なので
自分が気持ちよく取り出せる量」を意識し
それ以上になったら
全部出して見直すというのを意識しています。

だから
1年着なくても残しているものはあるし
購入する度手放したりはしていません^^;

片付けの仕事をしている私でも
そのくらい緩い(笑)ので、最初から

「着ないのは捨てる」
「1着買ったら手放す」
というのを目指してしまうと苦しくなります。

とは言っても、いただいた質問のように
せっかく洋服を整理しても

「変わった気がしない・・」

となると、だんだんと
「やっても意味ない」とか
「片付けやっぱ苦手」
という気持ちになってしまいます。

ですので今日は

着てないけど捨てられなくて
クローゼットが変わり映えしない・・

という時にすることについて書いていきたいと思います。

これから書くことは
洋服の整理に限らず
物選び、それから人間関係にも

応用できるので
日々の中でぜひ取り入れてみてください^^

捨てることを考えるのを一旦やめる

「捨てられなくて変わり映えしなくてモヤっとする」

という時は

着てない服を
捨てようか・・どうしようか・・

と考えるのを一旦保留にして
やってみてほしいことがあります。

それは

「迷うもの」としてクローゼットから取り出す。

こと。

箱などに一旦、入れ
別の場所に保管してみてください。

これをすると
手放しやすくなります。

なぜかというと
「いるか?いらないか?」
と考えると苦しくなって
そのまま残しがちですが
捨てずに他の場所に移動すると
『無い景色を体験できるからです。

捨てなくても
クローゼットからは無くなると
見える景色も、使いやすさも変わります。

ですので、
着ていない洋服や
捨てるかどうか迷っている服は
一旦クローゼットから出して
それらが「無い状態」を味わってみてください^^

ですがここで、
「やってはいけない」ことがあります。

これをやらずに感じる

それは・・・
他の場所に移動することで
「なかったことにする」こと。

これは「意識」の世界での話になりますが
完全になかったことにしてしまうと
ただの先送りになるので

再び、片付かない部屋へ戻ってしまいます。

そうではなくて
別の場所へ移動したというのを意識したまま

しっかり五感を使って「味わう」

ことを大事にしてみてください。

これは「間を置く」という感覚で
意識の中に先に「ゆとり」を作る方法です。

例えば
洋服を減らした分の「ゆとり」を
じっくりと味わう。

扉を開けた時、
何が目に入るようになったか?

とか

そんな目に入る景色を
どう見てどう感じているか?

とか

量が減ったことで
以前より取り出しやす少なったとか
シワになってイライラしていたのがなくなった・・

など。

そういう「変化」を
「じっくり味わう」というのをしてみてください

これは人によって違いがあるのですが
セッションでは
その人が見落としていそうな変化を
感じていただけるようお伝えしています。


大事なのは

五感を使って「味わう」こと。

この習慣が身につくと感度も上がり
片付けだけでなく
物選びや人間関係を見直す際にも応用できますし
だから暮らしをより愉しめるようになります。

捨てる・失う・変わらないと・・・

「捨てる」というのは、
人によっては
「失う」痛みを伴うストレス。

さらに
「やっても変わらない」
「変わり映えしないからやっても無駄」
と思うのはより自分への負担になるので
できれば避けたいところ。

だからこそ
なるべく優しく
自分に片付けをさせてあげてください^^

そのためにも
「体験型」の手放しはお勧めです^^

そして、もう一つ。

忘れてはいけない(笑)のは
別の場所に移動した
「着ない服」の存在。

期間をおいた洋服と
もう一度向き合ってみてほしいと思います。

これをせず
別の場所に置いたままだと
クローゼットにあった時と
何も変わらないことになってしまいます^^;

ですので
「間を置いた」服を
『後日見直し』てくださいね!

例えば、
1ヶ月後とかに
箱から出して、もう一度見てみる。

ちょっと時間を置くことで
見えること、感じることは変わるかもしれません。

快適さ、心地よさなど五感を使って感じると片付けはもっと楽しくなります

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。