つい置いてしまう場所って?
つい、物を置きたくなるんですよね・・
こういうご相談よくいただきます。
ついつい置いてしまう場所、ありませんか?片付けの仕事をしている私も、つい置いてしまうことは、しょっちゅう(笑)あります。
実は、そういう「つい物を置いてしまう」という場所には、共通点があります。
それは、目が向かいやすく、手にとりやすい場所。
そして、そういう場所のことをゴールデンゾーンといいます。
ゴールデンゾーンとは?
「ゴールデンゾーン」というのは、私たち人のお尻の下あたりから、軽く手を伸ばした時に手が届く範囲の間。ちょうどしたの絵の範囲のことをそう呼びます。
この絵ではちょっとわかりにくいと思うので「ゴールデンゾーン」について、わかりやすく書いている記事を見つけたので詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいね。(KAJAGOOGOO CO.,LTDさんより)
こちらによると、店舗などに商品を並べる際に使う言葉ですが、このゴールデンゾーン。実は家を片付ける上でも大切なポイントになります。その理由を説明していきますね。
使いやすい場所。だから・・・
ここでちょっと、ご自身のお尻の下から軽く手を伸ばしたイメージしてみてください。
その範囲に物があると、目に入ってきやすいですよね?それにそこにしまう場所があるとしたら、出し入れしやすいと思いませんか?
例えば、キッチンのシンクトップもその高さ。だから作業しやすいし、この高さの棚やキャビネットにディスプレイすると目に入りやすい。
つまり、ゴールデンゾーンは人が手に取りやすく、見やすい場所のこと。
ですが、
使いやすい場所とは置きやすい場所、ということは
つい物を置いてしまう場所、物が溜まりがちな場所でもあるんですよね。
そして、目に入りやすいから、視覚情報として入ってくる。
それがモヤモヤする一因になっているとも考えられます。
つまり、ゴールデンゾーンをスッキリさせることを意識すると、「つい置いてしまう・・」という習慣を見直すきっかけになります。
ちなみに我が家も↑の写真のキャビネットの上がゴールデンゾーン。ここにいろんな物が置きっぱなしになることに困っていました。
もちろん今も置いてしまうことはありますが、この時から少しずつステップを踏み、工夫し今に至ります。
置いてしまう理由と対策
目に入りやすく、置きやすい。だから、収納場所としても戻しやすく取り出しやすいゴールデンゾーン。そんなゴールデンゾーンだから、物を置かない工夫も大切です。
例えば、その場所を自分が本当はどうしたいのか?具体的にする。
言葉にすると、自分のしたいことを家族にも伝えやすくなります。
例えば、なにも置かずにスッキリしたい。
ということであれば、使い終わったものをそのままポイッと置いてしまったり、そのまま積み上げることはNGになっていきます。
でね。ゴールデンゾーンってつい置きたくなる場所だから、誰かが何か一つでも置いてしまうと・・・
『置いていいよ♪』
というサインになって連鎖するごとく、次々と物が置かれていってしまう・・のです^^;
それは目指したい暮らしではないですよね?
ですので、ここは
目指したいゴールデンゾーンに向けてご家族と話をしてみる
という家族とのコミュニケーションを意識してみてください。
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