「片付けって、その場がスッキリするものですよね」

そう思われること、多いです。

片付けたその場で感じるスッキリ感

もちろん、それも大切な変化です。

ですが、

サポートさせていただいた方からは

よくこんな言葉をいただきます。

「後からボディブローのように効いてきます」

最初に聞いたとき、少し驚きました。

「片付けなのに、ボディブロー?」

でも、話を聞いていくと、

その意味がよく分かったんですよね。

以前ある方が、こんなことを話してくれました。

「私は、子どもの頃とても恵まれた環境で育ったと思っています」

厳しさもあったけれど愛情もあった。

好きなこともさせてもらえた。

だからずっと、

「今のしんどさは過去とは関係ない」

そう思っていたそうです。

でも、

片付けをきっかけに

暮らしを見直していく中で

少しずつ言葉が変わっていきました。

「私は…あの人のような母になれなかった

あの人たちのような家庭を作れなかった

そうやって、ずっと自分を責めていたのかもしれません」

完璧に見えていた母。

幸せそうに見えた家庭。

それを再現できなかった自分を

どこかで「失敗した」と感じていたそうです。

だから、

・整える人でいなきゃ

・支える人でいなきゃ

・我慢する人でいなきゃ

そうやって役割を背負うほど、

心が少しずつ苦しくなっていった。

そしてその方は、

壊れてしまう前に距離を取る選択をしました。

それは逃げでも裏切りでもなく、

自分を守るために必要な選択だった。

そう気づいたとき、

初めて「自分を責める理由」がほどけていったそうです。

親が見せてくれた幸せは、

誰かを縛るものではなかった。

「こうなりなさい」ではなく

「あなたが幸せでいてほしい」

ただそれだけだったのかもしれない。

幸せの形に正解はない。

同じである必要もない。

そう思えたとき、

肩に乗っていた重さが少し下りた気がした。

その方は最後にこう言いました。

「もう、自分を許します」と。

片付けが変えるのは

「物」だけではありません。

暮らしや片付けの話から始まっても、

行き着く先は

「どう生きてきたか」

「どう自分を扱ってきたか」

という場所になることがあります。

ですがそれは、

答えを出すためではありません。

迷路の中にいることに気づくため。

片付けは

そんな時間になることも多いです。

そして、

この変化は多くの場合

その場で劇的に起こるものではありません。

暮らしていく中で、

・あれ?使いやすい

・家族とぶつからなくなった

・無理していたことに気づいた

そんなふうに

少しずつ現れてきます。

だからこそ

「後からボディブローのように効いてくる」

そう言われることがあるのだと思います。

片付けに来てくださる方の多くが、

最初から”人生を変えたい”と思っているわけではありません。

ただ、

「少しラクになりたい」

「暮らしを整えたい」

そこから始まります。

・頑張っているのに苦しい

・家族のために動いているのに満たされない

・自分を責めるクセがある

・暮らしを整えたいと思っている

もし、どこかに心当たりがあるなら

一人で抱えなくて大丈夫。

片付けは、

人生を劇的に変える魔法ではないけれど

暮らしを通して

自分との関係を少しずつ整えていくことはできます。

そしてその変化は、

気づいたときには

想像していた以上に大きなものになっていることがあります。

もし今、

少しでも整えたい気持ちがあるなら

その気持ちを大切にしてあげてくださいね。

「どこから始めたらいいかわからない」

そんな声をよくいただきます。

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。