事例

子供部屋を子供が自分で片付けるカギ

のぶさん

家中の片付けをご依頼いただく中には、お子さんと一緒に片付けを進めることがあります。

どんどん家の中を片付けていくお母さんの背中を、お子さんはちゃんと見ています。そしてお子さん自身がする片付けを、お母さんが見守るのは気づきになります。

部屋を使わないのは居心地が悪いから?

家中の片付けをご依頼いただく中には、お子さんと一緒に片付けを進めることがあります。家中の片付けに取り掛かかったYさんは、お子さんのお部屋について、こんなお話をされていました。

・リビングで過ごす時間が長い

・子供部屋があるけど、部屋に行かない。寝るだけの部屋になっている。

・子供部屋の居心地が悪いのかもしれない

とても仲のいいYさんご家族。リビングで過ごす時間が長く、子供部屋があるから、本当は自分の部屋で過ごしてほしいけれど、部屋に寄り付かない・・と話していました。

お子さんのお部屋を拝見すると、明るさも広さもあるお部屋でした。

ただ、長く過ごしているという「リビング」に、お子さんの使う物が使いやすいように置いてある状況でした。リビングにあるお子さんの物を子供部屋に移動し、お子さんと一緒に片付けを進めていきました。

約5時間近お付き合いして片付けてくれたお子さんたち!本当に頑張ってくれました!ありがとうございます^^片付けた後いただいたメッセージを一部ご紹介します。

以前と比べて圧倒的に子ども部屋で過ごす時間が長くなりました。

そしてこれは想定外でしたが、物置でしかなかった勉強机で娘が勉強をするようになりました(笑)

意図したものの、想像以上の変化に私自身がびっくりです。

自立への1歩があっさり叶いました。

今回の取り組みで、片付けは単に「モノの整理と収納」という側面だけでなく、「選択する力と行動する力を養う」側面があることに気づきました。

「どんなモノが好きなのか」

「どんな暮らし方をしたいのか」

「どんな生き方をしたいのか」

わからなくなったり散らかってしまったら、一度全部出して俯瞰する。

自分にとって必要なもの・必要な量・必要なタイミング。選択して行動する。人生の大切な学びは日常に散りばめられていますね。

家族全員で引き続き家丸ごとお片付けに取り組んでいきます♪

ありがとうございます!写真も送ってくださいました^^

before

元々、机の空間とベットの空間で分かれていたお部屋。片付ける前に、お子さん二人と「どんな部屋にしたいか?」お話を伺いました。

使いにくいことはどうしたら使いたくなるか?

何が嫌で何をよくしたいか?

ベットや机の位置はど牛たいか?

お子さんたちがしてくれたお話を、一緒に現実の「カタチ」にしていきました。(楽しかったな〜♪)

「子供の思いを尊重したい」そう言って、お子さんと私でするやりとりを、暖かく見守ってくれたYさん。ありがとうございます^^

お子さんたちと話す中で見えてきたお部屋のカタチ。家具の「配置換え」も視野に入れ考えていきました。元々は勉強する机のゾーン。眠りのためのベットの空間。個室のように家具の配置を変え、ベットは、お互いの気配を感じるように中央に寄せました。そしてスペースを分けながらもお互いの気配も感じることができるそんな空間になりました。その様子がこちら。

after

素敵なお部屋になりました!

Yさんが、家中を片付けを進めていく様子を、ずっと見ていたお子さんたち。この日、お仕事で一緒に片付けられないご主人から、お子さんたちへアイスクリームの差し入れがありました^^(私もいただきました^^ありがとうございます!)

暖かく応援するご主人、そして、一緒に片付けることを受け入れてくれた、お子さん。素敵な関係をつくっているお母様のYさんも素敵です。

これからもYさまとYさまのご家族を応援しています!

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お片付けコンサルタント つじた信江 4人兄妹の母。子育てに自信がない、夫婦関係最悪から、片付けて家族に応援されながら暮らすようになった方法をお届けしています。