学生時代。と言ってももう30年くらい前ですが(笑)病院の隣にあるカフェでアルバイトをしていたことがあります。
夜はカクテルなど、お酒もいただけるのですが、月に数人「食事利用券」というのを持ってくる人たちがいました。
実は「食事券」を利用するのは、お隣の病院で「人間ドック」を受けた方々。決まったメニューからメインを選び、泊まりの人、ご夫婦などは食事と共にワインやカクテルを飲んでいいました。そんな様子を見ながら
「きっとリッチな人たちなんだろうなー」
と思った私は学生ながら「検診はこういうのがいいなあ」と思ったことがありました。
・・・
そこから月日は流れに流れ・・
先日、初めて夫婦一緒に「人間ドック」を受けました。
胃カメラや婦人科系など、諸々の検査を終え着替えを終えると最後に通されたのは食堂。そこで『地中海コース』というお食事をいただきました。
実は私、健診があまり好きではなくて^^;
今回は全て夫がセッティングしてくれたのですが「食事付きの検診」と知らず(夫も知らなかったそう笑)また、今まで「食事付きの健診」というのを受けたことがなかったので、ちょっとワクワクしました。
というのは冒頭に書いたように、バイト先でふと思った「健診を受けるならこういうのがいい」という経験を思い掛けずすることができたから。
「あの時思ったことが、来たー(≧∀≦*)」と、ちょっと嬉しくなりました(笑)
と言っても「ゆったりしたソファー席」ではなく、教室のように並んだ椅子だったり、夫婦一緒ではなく別々の部屋で壁に向かっていただく個食スタイルだったり、ドリンクもカクテルではなく黒豆茶(笑)という感じで100%思った通り!
ではなかったのですが・・・
夫婦でドックを受け、身体に優しいお魚やお肉、デザートも食べれた。
ですから「やったー!また一つ叶った!」と思いました(笑)
こんな風に書くと、「そんな昔に思ったことで?」「ちょっと大袈裟じゃない?!」と思う人もいるかもしれません。
ですが、自分が望んでいる知っていると、
それを実際に体験した時、とーっても豊かな気持ちになれます。
自分が望んでいることを知っているだけで豊かさを感じることができたら・・・それだけでも笑顔で過ごす時間も増やせそうですよね?
それに、私たちの日常は、こういう何気なく思ったことが現実として現れているので、望んでいることを知っていると、喜びや豊かさがすでに「ある」ことにも気づきやすいんです。
ですが私たちは「忘れてしまう」生き物。
これはいいことでもあるのだけど、
忘れてしまうことで望んだことが起きても気づかなかったりすると場合によっては不足を感じてしまいます。
例えば
「あれもないし、これもない・・」と思ったり、
「100%望んだ通りになってない」と憂いたり
何かや誰かを羨んで諦めたり。
「今ある」ことよりも足りないことばかりに感じてしまうんですよね。
自分が望んでいることを知っていても不足ばかりを意識して数えていると本来かなっていることに気づかず見逃してしまいます。
ですから
不足ではなく、できたことやできていること、
少しでも叶ってるなあという「ある」ということの方を意識していく。
例えば
100%じゃなくても
10%でも数%でも
思いの方に近づいていることを意識してみる。
するとすでにたくさん「ある」ことに気付きやすくなります。
性格も育った環境も違う私たちに
全く同じことがやってくるわけではありません。
ですが
マイナスな方ばかりをみるより
手に入ったことの方に意識を向けた方が
幸せも笑顔も増やすことができます。
あなたの望む通りじゃなくても
数%くらいは叶っていることはどんなこと?
では!
100%じゃなくてもそこに近づいている叶っていることはどんなこと?